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社員インタビュー 2019年09月05日(木)
社員インタビュー 保坂和紀

弊社の中では一番若手ながらもこれまで海外での人材紹介や組織コンサルティング等、ある意味一番豊富な経験を持つ保坂にインタビューをしました。


 

人とは違う経験をしたい


新卒のときの就職活動の際は自分が「どんな仕事が好きなのか」といったことにはあまり関心がなく、いかに優秀な人材が集まっている環境の中でお互いに切磋琢磨しながら、高いレベルが求められる仕事ができるか、また成果のために必死に頑張るというマインドを良しとしてくれる会社に出会えるかという軸で企業を探していました。

結果としてリクルートホールディングス海外法人に当たるRGF HR Agentに入社を決めました。

漠然と事業家になりたいという思いもあり、経営者を多く排出している会社というところも魅力を感じた一つです。入社後は人材紹介事業を行うという点だけ決まっており、最初の配属先はインドでした。
 

海外というフィールドの難しさと楽しさ




入社当初はインドのデリー地域にて採用に困っている企業を探し出し、自社でお取引を開始するための新規開拓営業をメインに行っていました。

海外に拠点を持つ日系企業を中心にアプローチし、徐々にサポートできるお客様が増え、結果として、インドのムンバイ地域を任せて頂けるほど、結果を出すことができました。その土地ではどんなビジネスが行われているのか、その土地の顧客はどんな人材を欲しているのか、その土地にはどんな人材がいるのか、自ら足を動かしてたくさんの情報を集め、自ら考え、自ら事業創造するといった裁量権のある業務を任せて頂けたため、その経験はその後のキャリアにおいてかけがえのないものになりました。

海外拠点立ち上げの人材面でのサポートや、世界を股にかけて働いていらっしゃる優秀な人材のヘッドハンティングなど、世界で戦っている日系企業をご支援するこの仕事は、現地法人の社長の方と折衝する機会も多くあったため、非常に刺激になりましたし、中身の濃い時間でした。

その後インドからタイに異動となり、リクルートタイ支社の立ち上げ期に参画しました。当時タイにはすでに多くの日系企業が進出しており、先発の競合もとても多く、インドとはまた違った経験を積むことができました。最終的にはタイにおいても、海外で名を馳せている有名企業の殆どとお取引に結びつけることができ、非常にやりがいがありましたね。
 

「商品市場の競争」の裏側には「労働市場の競争」がある





海外駐在期間は仕事をしている以外は暇を持て余すことが多かったので、時間があれば本を読んでいました。組織、キャリア、採用、マネジメント、経営といった類の本は海外赴任中に200冊ほど読みました。

現地法人の責任者の方と折衝する機会も多くありましたから、数多くの考えを理解することは大切だと考えていたからです。たくさんのインプットをし、たくさんの方々とお話させて頂く中で、採用課題の根幹には必ず事業及び組織の課題があり、そこにアプローチせず根治することは不可能であるという考えが日に日に強くなっていたことを覚えています。

また、個人の方の転職理由をお伺いしていても、評価制度の曖昧さ、理不尽な組織体制、周囲のモチベーションの低さなど、何かしらの組織課題が要因になっている事が非常に多いなという印象を持ち、組織人事コンサルティングに興味を持つようになりました

最終的な決め手になったのは、日系企業を取り巻く環境の変化に危機感を感じたことです。昨今海外メーカーの競争力が増してきているというのはよく聞く話ですが、単に商品市場での競争力が高まってきているという話ではなく、優秀な人材を確保し登用するといった労働市場での競争力が高まっているのではないかという考えていました。

海外で人材紹介業に携わる中で、様々な企業が優秀な人材を確保するために、組織の編成を変える、人事制度を変える、ということが当たり前に行われているのです。しかも日本人の私からすると想像を超える基準で。

労働市場での競争力強化を後回しにしていたら、日本企業は世界から置いていかれるのではないか、そんな気持ちを持ち始めました。企業の労働市場での競争力強化を自ら手で行いたいという考えから、組織人事コンサルティング業界への転職を決意しました。
 

組織変革のプロとしての道


組織人事コンサルティングをやっている会社に絞って選考を受け、前職のリンクアンドモチベーションに入社を決めました。

入社した当初はまず基礎を身につけるため、リサーチと提案資料作りをメインに業務を行っていました。経験を積むに連れて段々と、専門領域が広がり、実際にプロジェクトに関わる中で生きた知識を得ることができました。

お客様に組織コンサルティングを任せていただくには、お客様である経営者から信頼して頂ける存在で無ければいけません。そのためには専門領域の知識があることは大前提ですが、それ以上に自分自身の人間力を高めなければ信頼を得ることはできないと考えています。

早朝から仕事、夜は寝る間も惜しんで勉強したりと、身の丈に余る仕事を任せて頂いたお客様の期待に応えるため走り続けたこの期間は、体力的につらいこともありましたが、非常に面白かったですね。

経営者の右腕となるという意識を常に持ち、時に自分より年齢が上の方や、業界経験も長い方が相手であっても、逃げることなくプロの専門家として意見を伝えるということを意識していましたし、今でもとても大切にしています。
 

組織コンサルティングを深めたからこそ、改めて気づく人材紹介業の意義


コンサルタントとしてがむしゃらに働き続けた結果、自身が担当するプロジェクトが年間ベストプロジェクトとして表彰された他、2018年一番多くの年間取引をしたコンサルタントになるまで成長することができました。

自分の手でお客様の企業の働き甲斐を高め、事業成長のご支援をすることは非常にやりがいを感じていました。

組織コンサルティングを行う中で次にぶち当たった壁は、組織の機能的不足をどう乗り越えていくかという課題です。前職は組織コンサルティングがメイン業務であり、人材紹介業まで深く踏み込むことはできませんでした。

1社目で人材紹介業を経験していたからこそ、コンサルタントとして画を描いても実行されなければ意味がない、実行できる人がいないと意味がないと強く感じていました。

組織コンサルティングをして制度が変わり、モチベーションがあがったとしても、個々人のできる仕事が劇的に変化するわけではありません。例えば私が組織へのロイヤリティが高まり、いくら働き甲斐を感じていたとしても、イーロンマスクのような事業開発を突然できるようにはならないのです。(笑)

組織の機能的な不足を補完できる手段は外部人材の招聘する以外にないと考えています。戦略を描き、それを実行できる人材を集めるところまでをサポートしたい、それこそが顧客にとって最もクリティカルな課題解決であると考えていました。

そんな中、弊社代表と会う機会があり、re-Rightはそれぞれがプロフェッショナルな集団で、顧客の組織課題を一気通貫で対応できるということを伺い、入社を決めました。
 

組織戦略における参謀として、適材適所の実現を


組織コンサルティングを行うとき、まずは会社がどうなりたいのか、将来のビジョンをお伺いします。その会社のこれまでの経緯を伺い、今後5年後、10年後どうなっていたいのか、整理していき、ビジョンから逆算して組織設計を行います。その時にはどんな事業を行っているのか、その事業を成立させるためにはどんな組織が必要なのか、その組織を構成するのはどんな人材なのか、その人材をどんな制度で束ねていくのか、といった流れで仕事が進んでいくのですが、そこで出てくる人材に係る課題すべてを解決できる存在になりたいと考えています。

組織人事コンサルティング業も、人材紹介業も、両方できることは自身の強みであり価値発揮できるフィールドだと思っているので、どんな会社も私に相談していただければ、良い方向に変えることができる。そんな存在でありたいですし、そうなることを目標として日々業務に励んでいます。

また、弊社に入って求職者の方と接していて思うのですが、個人が持っているスキルや思想と、会社が個人に求めていることがマッチしていないといった、不幸な環境にいらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。

弊社の社名である「re-Right」には適材適所の実現という思いが込められているのですが、私はそれに心から共感していて、まさに適材適所を実現するためのサポートをしていきたいと考えています。

組織人事コンサルティングも行っているからこそ、適材を探すことも適所を作り出すこともできます。個人の方に対してもご自身が最大限価値発揮して楽しく働いて頂ける場所はどこなのか、ヒアリングしながら、マッチした環境をご提案できればと思っています。1社でも多くの会社、1人でも多くの求職者の方をより良い環境に導くために、今後も精進していきます。

 

プライベートはトライアスロン参加のために日々トレーニング


もともとスポーツが好きで金曜日の夜には仕事の疲れを癒すために、お酒を飲むことよりもトレーニングをすることの方が多く、毎週サッカーに参加したりもしています。なにか目標を持ってトレーニングをしたいと考えていたので、今はトライアスロンに興味があります。感じたことのない程の肉体的・精神的辛さがあるという話はよく伺いますが、それ以上に大きな達成感を得ることができるとのことなので挑戦したいなと思っています。今後も自分で自分に負荷をかけつつ、ビジネスマンとして、人として、成長し続けていきたいです。